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2025.05.22

お風呂掃除がしやすいメーカーはどこ?各お風呂メーカーの特徴をご紹介!

お風呂掃除は日々の家事の中でも特に手間がかかり、面倒に感じる作業です。そのため、掃除をできるだけ楽にできる環境を整えることで、より快適な生活を実現できます。そこで今回は、お風呂掃除を楽にするために知っておきたい、掃除しやすい素材や機能を備えたメーカーを紹介します。

掃除しやすいお風呂の素材



お風呂掃除のしやすさは、使用されている素材に大きく影響されます。汚れや水垢が付きにくい素材や、汚れが落ちやすい特性を持つ素材を選ぶことで、掃除の手間が大幅に軽減されます。これにより、日々のお手入れが簡単になり、時間や労力を節約できるだけでなく、お風呂を常に清潔に保てます。以下で、掃除しやすいお風呂の素材を紹介します。

【撥水性のある素材】

撥水性のある素材は水滴が表面に残らず、すぐに流れ落ちる特性があるため、汚れが付着しにくくなります。これにより、撥水性の低い素材に比べて掃除が楽になります。とくに、タイルや壁面に撥水加工が施されている場合、カビや水垢の発生を防ぐ効果があります。撥水性が高い素材は、掃除後に水が残らずすぐに乾燥するため掃除後の手間が減り、清潔さを維持しやすくなります。

【抗菌性素材】

抗菌性の素材は、バクテリアやカビの発生を抑える効果があります。お風呂場は湿気が多く、カビや雑菌が繁殖しやすい場所ですが、抗菌性素材を使用することでこれらの問題を防げます。汚れが付着しにくいため、掃除後の清潔感が長持ちします。ただし、抗菌性素材を使用していても、定期的な掃除は必要です。抗菌性は完璧にカビや雑菌を防ぐわけではないため、日々の掃除やカビ取りはおこなうようにしましょう。

掃除しやすいお風呂メーカーをご紹介


掃除のしやすさを重視したお風呂の製品を提供しているメーカーには、それぞれ独自の工夫や特徴があります。続いて、掃除を簡単にするための素材選びや機能に注力している代表的なメーカーを紹介し、どのようにお風呂掃除の負担を軽減できるのかを紹介します。

*タカラスタンダード
タカラスタンダードのバスルームは、「ホーロークリーン浴室パネル」による掃除のしやすさが魅力です。ホーローはガラス質と金属を850℃の高温で焼き付けた素材で、傷や湿気に強く、水アカや皮脂汚れが染み込みません。ゴシゴシこすらなくてもサッと拭くだけで汚れが落ち、カビも発生しにくいです。

さらに、壁にマグネットが付くため、掃除道具を自由に配置できるのも掃除のしやすさにつながります。長年使っても劣化しにくく、美しさをキープできる点が大きな特徴です。

加えて、タカラスタンダードのバスルームにはオートウォッシュ機能(浴槽自動洗浄)も搭載されています。この機能を使えば、スイッチひとつで浴槽内を自動で洗浄し、排水までおこなってくれるため、面倒な浴槽掃除から解放されます。

お湯を抜いた後に自動で洗剤を噴射し、浴槽のすみずみまで洗い流してくれるので、いつでも清潔で快適なバスタイムを実現できます。

*TOTO
TOTOは、長年の技術と経験を活かし、掃除が非常に簡単なお風呂を提供しています。
とくに「ほっカラリ床」は、汚れが付きにくく、手入れが容易な機能が特徴です。

「ほっカラリ床」は、非滑り加工と乾きやすい「カラリ床」を使用しており、水はけが良く、速乾性が高い素材で作られています。

さらに、TOTO独自の「浴槽洗浄システム」も注目すべき機能のひとつです。このシステムは、ボタン一つで浴槽内を自動で洗浄してくれるため、日々の掃除の手間が軽減します。洗剤を自動で噴霧しすみずみまで洗い流すことで、いつでも清潔な浴槽を保てます。

*クリナップ
クリナップのバスルームは、掃除のしやすさを重視したデザインと素材選びが特徴です。
壁面や床には、簡単に汚れを拭き取れる加工が施されており、掃除しやすくなっています。

「足ピタフロア」と呼ばれる浴室の床は、溝が浅いため掃除の際にスポンジが奥まで届きやすく、汚れを取り逃しません。さらに高い撥水性を持っているため、そもそも汚れが貯まりにくくなっています。

クリナップは洗面化粧台で有名なメーカーであるため、洗面化粧台で培った防汚性や撥水性がバスルームにも活かされているのが特徴です。また、排水溝の「クリンへキャッチャー」は親水性のコーティングが施されたステンレス素材で、溜まった髪の毛を捨てる際に片手でサッと処理できる点がメリットです。

*LIXIL
LIXILも、掃除しやすいお風呂を提供するメーカーとして知られています。とくに「アライズ」シリーズのバスルームは、掃除のしやすさに配慮された構造が特徴です。

たとえば、カウンターはまるごと取り外しが可能で、普段は手が届きにくい裏側の掃除も簡単におこなえます。また、床には特殊な表面処理が施されており、汚れが付きにくく、スポンジでこすることで簡単に掃除できるようになっています。


*Panasonic
Panasonicの「リフォムス」シリーズは、掃除のしやすさを追求した全体的な設計が特徴です。床の隅に目地がない「スミピカフロア」は、スポンジやブラシが届きやすく、水がたまりにくい設計です。

また「ささっとキレイ排水口」は髪の毛が集まりやすく、捨てやすい形状のステンレス製ヘアキャッチャーを備えています。

さらに、表面のフッ素系特殊コーティングが汚れを防ぎ、約10年間汚れにくい効果が持続するとされています。浴室全体の換気機能も強化されており、湿気を効率よく取り除くことでカビの発生を防ぎます。

お風呂掃除を楽にするために


バスルームの清潔さは、掃除のしやすいお風呂選びだけでなく、日々の使い方によっても変わります。浴室の汚れは放置すると落としにくくなるため、日頃からカビや水アカを防ぐ工夫をしておくことも大切です。無理なく続けられる方法を取り入れながら、快適なバスルームを保ちましょう。

*使用後はシャワーで流す
お風呂を使った後に壁や床をシャワーでさっと流すだけで、汚れや水アカの蓄積を抑えられます。しかし、浴室の素材によっては水滴が残りやすい素材もあるので注意しましょう。具体的にはタイルやざらつきのある加工が施された壁や床は水が溜まりやすく、カビの原因になりやすい傾向にあります。

その場合は、シャワーで流すだけでなく水切りワイパーを使って拭き取ると、清潔な状態を保てます。一方、撥水性のあるパネル素材が使われている浴室は水滴が残りにくくなっています。お風呂上がりに冷水をかけて浴室の温度を下げると湿気がこもりにくくなり、カビの発生を抑えられます。

*乾燥機・換気扇を活用する
入浴後に湿気を取り除くことは、カビの発生防止において重要です。そのため、使用後は換気扇や浴室乾燥機を使い、適切に換気をおこないましょう。

最近のバスルームには浴室暖房乾燥機を備えたものが増えています。これらの機能を使うことで浴室の湿気が溜まりにくくなり、カビや水アカの発生を抑えやすくなります。掃除の手間を減らすためにも、換気を習慣化し、湿気対策を徹底しましょう。

* こまめな掃除を習慣にする
短時間の掃除を習慣化することで、汚れの蓄積を防ぎ、面倒な掃除の頻度を減らせます。
お風呂上がりに壁や床の水滴をサッと拭き取るだけでも、カビや水垢の発生を抑えられ、清潔な状態を維持しやすくなります。

使いやすい掃除道具を手の届く場所に置いたり、入浴後のついでに掃除をする習慣をつけたりすると、無理なく継続できます。こうした毎日の手入れが、快適な浴室環境を保つカギとなります。

まとめ


お風呂掃除の負担を減らすには、水はけがよく汚れが付きにくい浴室設備を選び、日々の手入れを習慣にすることが効果的です。各メーカーの特徴を理解して取り入れ、少しの手間で常にキレイを保てる清潔な浴室を実現できると良いですね。掃除しやすい設備を選び、日々の簡単な手入れを続けることで、掃除の負担を減らしながら快適なバスルームを保ちましょう。

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