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2021.01.25

インスペクションの功罪

インスペクションの功罪

中古住宅を購入された方より床下の調査依頼があり、行ってきました。

購入時に不動産会社でインスペクションを実施して詳細な報告書がお客様に渡されています。
その報告書が今回のテーマです。

インスペクションは、あくまでも現況調査ですから、例えば土台に水のシミがあった場合には、『シミがある』とだけ報告すれば義務は果たせます。

報告書にシミがあると書いてあれば誰だって心配になりますよね。
今回の調査のお宅では、インスペクション報告書内に、浴室の土台が普及していて浴室配管からの漏水の可能性ありとまで書いてありました。

私自身が床下に入って調査したところ、
土台の腐朽は過去形で今は進行してないので問題なしでした。
現在はユニットバスですが、その前はタイルの浴室だったので、その当時の水シミだったわけです。

ちょっと丁寧に調べれば誰だってわかるようなひと手間をかけない報告書では、不安を煽るだけだと思いませんか。

調べたのは建築士資格のある人です。
資格はあてになりません。
そして、インスペクションもこの程度なんだとわかります。