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2025.07.26

2025年夏の電気代を節約しよう!すぐに実践できる方法やおすすめリフォームを紹介

厳しい暑さが続く夏、快適な室内環境を保つためにエアコンは欠かせません。

しかし、それに伴って高くなる電気代の請求書に、頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。

実は、日々の小さな工夫や住まいの見直しによって、夏の電気代を賢く抑えることが可能です。

ここでは、今日から実践できる節約術から、将来を見据えた住環境の改善策までご紹介します。

夏の電気代を抑えるための冷暖房の工夫


夏の電気代を抑えるコツを4つ紹介します。

①窓に断熱シートを貼る
室温が上昇する大きな原因は、窓から差し込む太陽の熱です。

手軽にできる対策として、窓ガラスに市販の断熱シートを貼る方法があります。このシートが外からの熱の侵入を防ぎ、同時に室内の冷たい空気が外へ逃げるのも抑えてくれます。

特別な工具も不要で、比較的手頃な価格で始められる効果的な一手です。

②遮光カーテンで日差しを遮る
日中の強い日差しを室内に取り込んでしまうと、それだけで室温はぐんぐん上昇し、エアコンの負担が増大します。

そこで活躍するのが、遮光カーテンやブラインド、そして昔ながらのすだれです。特に日当たりの良い窓では、日中はカーテンを閉めておくだけで、室温の上昇を和らげることができます。

③エアコンのフィルターを定期清掃する
エアコンのフィルターは、室内の空気を吸い込む際にホコリやチリをキャッチする重要な部分です。

ここにホコリが詰まってしまうと、空気の通り道が妨げられ、部屋を冷やすためにより多くのエネルギーが必要になります。

目安として2週間に1度のフィルター清掃をすることで、無駄な電力消費を抑えやすくなります。

④サーキュレーターで空気を循環させる
冷たい空気は部屋の下の方に溜まりやすい性質があります。

エアコンから出る風を循環させるため、サーキュレーターを併用し、空気をかき混ぜるのがおすすめです。体感温度が下がるため、エアコンの設定温度を少し上げても快適に過ごせ、結果として節電につながります。

日常生活でできる節約術は?


次に日頃から実践したい節約術を

①エアコンの設定温度を見直す
夏の電気代を抑える基本は、エアコンの設定温度です。設定温度を1℃上げるだけで、消費電力を約10%削減できると言われています。

ただし、無理な我慢は熱中症のリスクを高めるため禁物です。 扇風機を併用したり、タイマー機能で就寝時や起床時に運転を調整したりと、快適さを損なわない範囲で見直しましょう。

②電力ピーク時間を避けて使用する
契約している電力プランによっては、日中の特定の時間帯の電気料金が割高に設定されている場合があります。

この「ピーク時間」を把握し、アイロンがけや掃除機、洗濯乾燥機の使用といった消費電力の大きい家事を避けるだけでも、電気代を抑える効果が期待できます。タイマー予約などを上手に活用しましょう。

③不要な照明・家電の電源を切る
誰もいない部屋の照明や、見ていないテレビをつけっぱなしにしておくことは、やめましょう。小さな電力消費ですが積み重なると無視できません。

また、多くの家電は電源オフの状態でも待機電力を消費しています。長期間使わないものは、コンセントからプラグを抜いておく習慣をつけることも有効です。こうした無駄をなくすことは、節約の基本です。

④冷蔵庫の開閉回数を減らす
夏場は特にフル稼働する冷蔵庫も、使い方次第で消費電力を抑えられます。扉の開閉は、庫内の冷気が逃げて温度が上がる原因になるため、できるだけ回数を少なく、時間も短くすることが大切です。

また、中に物を詰め込みすぎると冷気の循環が悪くなるため、7割程度の収納量を心掛け、熱いものはしっかりと冷ましてから入れましょう。

夏の電気代節約を考慮した住宅リフォームのポイント


より大きな節電効果を目指したい場合、以下のようなリフォームも効果的です。

①外壁・屋根の断熱材を見直す
夏の室内の暑さを軽減させたい場合、住宅そのものの断熱性能を高めるリフォームが非常に効果的です。

特に、屋根や外壁は太陽の熱を直接受ける部分です。ここにしっかりと断熱材を入れることで、外からの熱の侵入を大幅にカットできます。

②窓のガラスを複層ガラスに変える
家の中で最も熱の出入りが激しい場所は窓です。夏の熱気のうち約7割が窓から入ってくるとも言われています。

現在の窓を、2枚のガラスの間に空気の層がある「複層ガラス(ペアガラス)」や、さらに断熱性の高い「Low-E複層ガラス」に変えることで、断熱性能は飛躍的に向上します。内窓を追加で設置する方法も有効です。


まとめ


夏の高い電気代は、決して我慢だけで乗り切れるものではありません。

エアコンのフィルター掃除やサーキュレーターの活用といった日々の工夫は、すぐに効果を実感できる第一歩です。さらに、遮光カーテンや断熱シートで窓からの熱を防ぐことも大切になります。

そして、より根本的な解決を目指すなら、窓ガラスの交換や断熱素材を用いた住宅リフォームがおすすめです。

これらの対策を組み合わせ、賢く快適な夏を過ごしましょう。

田口住生活設計室では夏の暑さ対策のご相談も承っております。ぜひお気軽にご相談ください。

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