ブログBLOG
2021.01.01

あけましておめでとうございます

謹賀新年

みなさま あけましておめでとうございます。
田口住生活設計室&リフォーム百科事典の田口寛英です

年末年始の休みになると、必ず緊急案件が入ります。
29日より会社はお休みですが、その後も2階のキッチンから水漏れして1階の天井から水がポタポタとか、浴室の折れ戸が外れてしまったとか、ほぼほぼ毎日電話がかかってきます。

 そんな中で、80代前半のお客様から「手を貸してくれないか」という電話が印象的でした。奥様が転んでしまって1人では起き上がれないから、誰か力のありそうな人を寄越してくれないだろうかという内容でした。
 
 手を借りると考えると、息子娘さんや親戚、ご近所さんや友人などに声をかけるだろうと思いますが、お願いする相手が居ないのか、年末だから頼んでも断られたのか、詳しい事情はわかりません。

 建築業社でありますが、困った時に頼りにしていただけるのは嬉しいことですが、もしかしたら孤独の中で生活している方が増えているのかもと思うと寂しい気持ちになりました。

 今年も、みなさまに安心と温もりをお届けすることに努力して参ります。
よろしくお願いします。

#田口住生活設計室、#リフォーム百科事典
2020.12.24

メーカーの価格設定2

メーカーの価格設定2

『リフォーム百科事典』主宰の田口です

前回は、値引きが大きい商品は、そもそもがその程度の価値しかないとお話をしました。

今日は、同じメーカーでも値引き率が違うという話です。
キッチンのクリナップを例に挙げると、普及価格帯の『ラクエラ』 中級品の『ステディア』 高級品の『セントロ』
の3系統のラインナップです。

それぞれに、一般消費者が購入する際の割引率は
ラクエラが50%引き
ステディアが30%引き
セントロが10%引き
これくらいが普通の値引き率です。

みなさんがショールームに行ったりカタログを読んだりして商品価格を調べてみても、知ることが出来るのが定価だけです。
先ほど書いたように、割引率が全然違うので、業者に見積もりを依頼しない限り購入金額がわからずに比較することができません。

なぜ、このようなことが起きるのでしょうか
理由はいくつかありますが、見せかけの値引きを出来る商品をリフォーム店が要求しているからだと思っています。

チラシで〇〇%引き! と提示できる商品にしないとリフォーム店が接心に売ってくれないわけです

値引きするための定価設定ということですね

しかも、それによって消費者は混乱するだけ
なんとも、主役不在の業界です
2020.12.22

メーカーの価格設定について

メーカーの価格設定について

リフォーム百科事典 主宰の田口です

値引率に意味があるのかという内容です。

家電品では、定価設定のない「オープン価格」が増えてきましたが、住宅の設備機器や建材では定価設定のある商品がほとんどです。

システムキッチンの例で考えましょう
定価が100万円が70%引きの30万で買える商品と、定価が30万で値引きなしの商品があります。

普通に考えると、定価が100万の商品が優れていて、しかも割引率が良いからお買い得だと思いますよね。

ところが、冷静に考えてください。
70%引きでメーカーも問屋もリフォーム会社も利益が出るような定価設定そのもがはおかしいと思いませんか?

結論を言うなら、そもそもが30万の価値しかない商品に100万円の定価をつけているだけです。
もっと言うなら、消費者を欺くためですね。
しかも、70%引きで利益が出る商品を、お客様によっては50%引きで販売できたら大きな利益が出ます。

定価販売をしなければ、リフォーム店は利益が出ないような卸値設定だとしたらどうでしょう。 消費者を誤魔化して大きな利益を出すことはできません。

本日の結論は、値引き率に誤魔化されてはいけませんよという話でした。
2020.12.19

見積書のカラクリ

見積書のカラクリ

リフォームのコンサルを行っていると、いろいろな企業の見積書を見ます。
いつも思うのですが、リフォームの見積書は一般の方には理解不能な文言が並んでいます。

わかるのは、定価のある商品の値引き率くらいではないでしょうか。
値引き率は良いけど、大工さんの工事代がものすごく高いとか、
諸経費の内容はわからないけど、なんでこんなに必要なの? とか。

一般の方が理解不能な見積書を作る理由はどこにあるのか?
何回かにわけてご説明していきます。

初回は、『コーヒーの原価は50円』
喫茶店で500円とかで飲むコーヒーの原価は、豆の種類にもよりますが50円程度です。
これを建築の見積もりに置き換えるとどうでしょう?

豆代が〇〇円
コーチ-抽出代〇〇円
残りがサービス料
となるのでしょうか。

コーヒー代を分解して見積もり書を作ると、なんだか500円を払うのが馬鹿らしくなってしまいます
それでも、場所とか雰囲気で珈琲店を利用します

さて、リフォームの場合ですが
会社の人件費や経営上の経費という見積書に書けない費用が馬鹿にならないのです
まさか、見積書にショールーム運営費などとは書けませんね

そこで、見積もりのなかにそれらの費用を潜り込ませなければなりません
その結果、お客様を欺くかのような見積もりになってしまいます。

見積書のカラクリ

リフォームのコンサルを行っていると、いろいろな企業の見積書を見ます。
いつも思うのですが、リフォームの見積書は一般の方には理解不能な文言が並んでいます。

わかるのは、定価のある商品の値引き率くらいではないでしょうか。
値引き率は良いけど、大工さんの工事代がものすごく高いとか、
諸経費の内容はわからないけど、なんでこんなに必要なの? とか
2020.11.02

浴室改修工事が始まりました

画像

浴室改修工事はじまりました

昨日から、浴室改修工事が始まっています。
タイルの壁を壊すのには、大なハンマーで叩いたりハツリの機械を使ったりして、大きな音と細かな埃がたくさん出ます。
職人さんも、重労働です。
2020.10.14

塗装工事の現地調査で、雨漏り箇所を発見

塗装工事の調査で雨漏り発見

塗装工事の見積もり依頼でおうかがいしたお宅でのことです。
見た目は何ともない玄関屋根ですが、どうも嫌な予感がしました。
直感ではありますが、経験の積み重ねによって蓄積されたデーターベースから似たような事がいくつか思い出されました。

お客様に、説明して軒天上の一部を解体させていただくこととなりました。

すると、屋根を支える構造体が完全に腐っていることがわかりました。

見えないところを推測するには、経験がとても大切ですね
2019.09.19

見積書の怪

リフォーム見積書の怪??

リフォームのコンサルチングで見積書のチェックをしています。
クロスの面積が実際の倍の数で計算してあった見積書は珍しくありません。
そんな見積もりに限って、定価のあるものは値引き率が多かったりします。
見せかけの安さに惑わされないようにしてください
2005.06.14

床下にもぐる詐欺師?

基礎クラック①

昨日訪問したお客様のことです。

相談内容は基礎のクラック。

床下業者が「基礎にクラックが入っていて危険です」と指摘し
その後、別の業者がなぜか見積もりを持ってきたそうです。

どんなからくりなのでしょうね。

「クラックは心配だけれど、どうもこの業者は怪しい……」
ということで、当社のセカンドオピニオンを受けられました。

写真のように、基礎の通風孔の隅からのクラックは多くの家で見られます。

結論からいうと、この状態であっても耐震性にはほとんど影響がありません。

ここのお宅は、築年数から考えて鉄筋が入っていないと考えられます。
仮に鉄筋が入っていたとしても、ここの部分はクラックが入りやすいものです。

基礎のひび割れの原因はいくつかあります。
今回のように通風孔周辺、横に伸びる、縦に伸びるなど方向によって原因は違うのです。
施工不良でも、経年劣化でもクラックは入ります。

そのなかで、怖いのは不動沈下です、
その場合、通風孔に関係なく縦にクラックが伸びています。

一般の方では、見極めが難しいかもしれませんので
写真をメールで送っていただければアドバイスいたします。
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人生にとっての住まいの在り方の最適解を導く(株)田口住生活設計室
自分の人生観・価値観を花開かせる 花神コンサルティング


さいたま市を中心に。キッチン・ユニットバスなどの水回りリフォーム、リノベーション、外壁塗装工事を行っています。
調査点検、耐震診断、リフォームコンサルティングは全国対応します。
   〒331-0802
   さいたま市北区本郷町1579
   電話 048-729-4517
   メール tjs@homedr.info
 YouTube『リフォーム百科事典』も是非ご覧ください。
 
代表 田口寛英  
   建築士・耐震診断士・住宅瑕疵担保協会インスペクター
   感動経営コンサルタント協会認定コンサルタント
   一般社団法人 ほめる達人協会認定講師
   人本・建築経営道場講師
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